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【ネタバレ】B級映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』のキャスト・評価

マーベルの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」などで知られるジェームズ・ガンが制作を手掛けたホラー映画『ブライトバーン/恐怖の拡散者』が11月15日より公開されたので、早速観てきました。

感想や評価などをまとめました。

※本記事にはネタバレがあります。
まだ観ていない方やネタバレを見たくないという方はご注意ください。

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作品情報

製作 ジェームズ・ガン
監督 デヴィッド・ヤロヴェスキー
出演 エリザベス・バンクス
デヴィッド・デンマン
ジャクソン・A・ダンほか

予告動画

公式サイト

映画「ブライトバーン/恐怖の拡散者」公式サイト 大ヒット上映中!
少年を怒らせると、死ぬ。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ジェームズ・ガンがおくるジャンルミックス まったく新しい“恐怖の拡散”
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キャスト

ブランドン役

名前 ジャクソン・A・ダン・ネットワース(Jackson A. Dunn Net Worth)
誕生日 1996年9月12日(23歳)
出身 アメリカ カリフォルニア州 サンディエゴ

マーベル映画「アベンジャーズ:エンドゲーム」では、12歳のスコット・ラング(アントマン)役で出演しています。
本作「ブライトバーン」で初の主演を務めました。
音楽や自転車・スケートボードが趣味で、これからの活躍が期待できる若き俳優です。

トーリ・ブレイヤー(母親)役

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#charliesangels NYC press continues.

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名前 エリザベス・バンクス(Elizabeth Banks)
誕生日 1974年2月10日(45歳)
出身 アメリカ マサチューセッツ州 ピッツフィールド

サム・ライミ監督版の「スパイダーマン」、「ハンガーゲーム」「ピッチ・パーフェクト」など数々の話題作に出演しているベテラン女優。
また、エリザベス・バンクス自ら監督・出演しているリブート版「チャーリーズ・エンジェル」が、2020年2月に公開予定。

カイル・ブレイヤー(父親)役

名前 デヴィッド・デンマン(David Denman)
誕生日 1973年7月25日(46歳)
出身 アメリカ カリフォルニア州 ニューポート・ビーチ

ティム・バートン監督の「ビッグフィッシュ」や、「パワーレンジャー」に出演したことで知られています。最近ではウィル・スミス親子が主演する「アフター・アース」にも出演しました。

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あらすじ

子供ができず、ずっと苦しんできたトーリ(エリザベス・バンクス)は、母になる日を夢見ていた。ある日、謎めいた男の赤ちゃんの到来でその夢が実現する。聡明で、才能にあふれ、好奇心旺盛な子供ブランドンは、トーリと夫のカイル(デヴィッド・デンマン)にとってかけがえのない存在となった。しかし、12歳になったブランドン(ジャクソン・A・ダン)中に強烈な闇が現れ、トーリは息子に恐ろしい疑いを抱き始める。やがてブランドンは、普通の人が持つ事のない異常な力を発揮し始める。そしてブランドンは、カンザス州・ブライトバーンをとてつもない恐怖に陥れていった───

引用:https://www.rakuten-movie.co.jp/brightburn/
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感想・ネタバレ

個人的にはあまり面白い作品とは思えませんでした。
設定が面白く期待していただけに残念でした。

スーパーパワーを持った思春期の少年が道を踏み外したらどうなってしまうのか。
ヒーローなのか?ヴィランなのか?

というテーマではありません。
ブライトバーンは、「ヴィラン誕生の物語」でした。

主人公の男の子ブランドンは12歳までは普通の男の子。
両親想いで優しくて頭もよく、両親にとっても自慢の息子だった。
この時すでに本当の親ではなく、養子であるということも本人に伝えていました。

それが12歳の誕生日の夜、赤い謎の光をブランドンが取り込み、スーパーパワーに目覚めます。
ご飯を食べていたら口に入れたフォークがグニャグニャに曲がっていたり、少し力をいれてエンジンをかけようとしたら芝刈り機が数メートル吹っ飛んだり。
普段の何気ない行動で、自分がスーパーパワーを手にしたと徐々に理解していくところはとても楽しめました。

「この時点で反抗期でもないブランドンが、どう道を踏み外していくのかな?」
「親に愛されて養子であることも知っているから、どんな理由で闇落ちするんだろう。」

この時はワクワクして観ていました。

誕生日の翌日に叔父・叔母と食事をしていた時、叔父から狩猟用の銃をプレゼントされます。
ブランドンはとても喜んでいましたが、「子どもにはまだ早い」と父親が没収してしまう。
すると優しい性格だったブランドンが「よこせ」「僕に指図するな」と。
急に人が変わるんです。なんの説明もなく。急に反抗期が始まりました。

好きな女の子の手をバキバキに折ってしまうという事件があったのですが、ブランドンはお見舞いの意味も込めて少女の部屋に忍び込みます。
母親にもう関わっちゃダメと言われていることを告げると、その母親を躊躇なく殺してしまう。

ただ殺すだけじゃなくていたぶって殺すんです。
もうスプラッター映画のようでした。グロすぎる。

どうしてスーパーパワーを手に入れた数日後に、いきなり人殺しができるのでしょうか。
元々そういう影があったとか設定があれば納得できるのですが、特になかったのでよくわからず…。

深夜に叔父の家に忍び込み、それがバレてしまった時も、叔父が怒って家まで送り届けると言います。
「両親に報告するからな」と言っただけで殺してしまう。

少女の母親の事件にブランドンが関わっているかもと疑いをもってしまった叔母も即座に殺す。
もはやただの残虐なヴィランです。

さらにブランドンの正体に気付いた父親が、自分の責任だと言いブランドンを山に連れ出します。
背後から頭を打ち抜き殺そうとするも失敗します。
するとなんの躊躇もなく父親をも殺してしまう。

その頃母親は家にいたが、ブランドンの部屋で殺人の証拠を見つけてしまい、ブランドンの正体に気付く。
母親が気づいたことを知ると家に戻り、家を破壊しながら母親を追い詰めます。
警察を呼ぶも、到着とほぼ同時に殺されてしまう。

スーパーマンのオマージュだと思うのですが、ブランドンが乗ってきた宇宙船の素材でならブランドンを殺すことができるらしい。
それに気付くも、その素材を使って攻撃することすらできずに母親も殺されてしまう。
もう身内とか関係なしに躊躇なくバンバン殺しまくる。

最後は「身内を全員失った悲劇の少年」を装い、保護されておしまいです。

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まとめ

この映画は「バットマンVSスーパーマン:ジャスティスの誕生」でブルース・ウェインがスーパーマンに対して感じていた「ヒーローなんて崇めているが危険な存在だとわかっているのか」(セリフは曖昧ですが)という考えを表現したものだと思います。

スーパーマンはヒーローですが、一歩間違えれば地球を滅ぼす危険な力でもあります。
ブライトバーンでは、善の心が一切ない人間がスーパーパワーを手にしました。
するとこれだけ理不尽な殺しをしてしまう。大人に成長したら世界を滅ぼすとか言い出しますきっと。

だからこそこの映画は、「ヒーローなのか?ヴィランなのか?」ではなく『ヴィラン誕生の物語』なんです。
元よりそのつもりで見ればもしかしたら印象は変わったかもしれませんが、私の場合はこんな評価になってしまいました。

エンドロールではユニバースを匂わせていましたがどうでしょう…。
うまくいくとは思えませんが、やったらやったでなんだかんだ観に行ってしまいそうです笑。

否定的なことばかり書いてしまいましたが、設定と演出はとても良く退屈はしませんでした。
闇落ちしてしまった原因や経緯がもう少し描かれていれば…と少し残念に思ってしまう映画でした。