90点超えは実は簡単!ページスピード対策はこの3つだけ対応すればOK! WEBデザイン

90点超えは簡単!ページスピードインサイトはこの3つだけ改善すればOK

WEBサイトにおいてとても重要な「ページスピード」。

Page Speed Insights(ページスピードインサイト)で指摘されやすい項目の中で、大幅に点数が上がる項目が3つあります。
その3つの項目をピックアップして、改善策をご紹介します。

とにかく少しでも点数を上げたい場合は、この3つを対応すれば点数アップが見込めます。

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ページスピードとは

サイトにアクセスした時に、サイトが表示されるまでの速さを指します。

サイトが表示されるまでに何秒も待たされて、イライラした経験ありませんか?
ページスピードが原因で、ユーザーが離脱してしまうことはとても多いのです。

あなたのサイトのページスピードが遅かったら、それを改善することでユーザーの離脱を防ぐことができるかもしれません。
下記のツールを使うことでページスピードをチェックすることができます。

Page Speed Insights(PSI)

Googleが無料で提供しているツールで、ページスピードが下がっている原因を調べることができます。
「ページスピードインサイト」と読みます。

PageSpeed Insights
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次世代フォーマットでの画像の配信

大体上位に表示されやすい項目です。
項目名だけ見てもピンとこないので、クリックして詳細を表示します。

要するに、
JPGやPNGを使わずに、「JPG 2000」「JPEG XR」「WebP」の画像形式を使いましょう。」
という意味です。

「じゃあその画像形式に変換すれば良いんだな」と考えますが、この対応はまだやらない方が良いです。
これらの画像形式はまだ対応しているブラウザが少ないからです。
サポートしていないブラウザでみたユーザーには、画像が見れなくなってしまうんです。

ではどうすれば良いかというと、とりあえずは何もしなくてOKです。

理由は、後述する「効率的な画像フォーマット」と「オフスクリーン画像の遅延読み込み」の2項目を対応すれば同時に解消するためです。

なのでいったん置いておいて、次の項目に進みましょう!

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効率的な画像フォーマット

2つ目は、「効率的な画像フォーマット」。
クリックして詳細を確認します。

この項目が表示される場合は、下記の2つが影響しています。

  • 画像を圧縮していない
  • PCとスマホで同じ画像を使っている

画像を圧縮していない

これは簡単に解決できます。
下記のオンラインツールを使って、指摘を受けた画像を圧縮するだけです。

TinyPNG – Compress WebP, PNG and JPEG images intelligently
Free online image compressor for faster websites! Reduce the file size of your WEBP, JPEG, and PNG images with TinyPNG’s smart lossy compression engine.

※一度の圧縮につき、20ファイル&5MBまでの制限があります。

PCとスマホで同じ画像を使っている

スマホ対応(Retinaディスプレイ対応)のために2倍サイズの画像を、PCと共通で使用している場合に指摘されます。

PC:等倍サイズ
スマホ:2倍サイズ

と、画像を出し分けるようにすれば解消します。
下記の記事でご紹介されている「srcset」を使った方法で対応すればOKです。

srcsetとsizes属性でサイズ(解像度)ごとに画像を出し分ける方法
これからのレスポンシブイメージは表示サイズに加えて高解像度デバイスへの対応も必要です。JavaScriptを使わずにHTMLだけで画像ファイルを切り替えられる srcset と sizes 属性の書き方・使い方について詳しく解説します。
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オフスクリーン画像の遅延読み込み

3つ目は「オフスクリーン画像の遅延読み込み」。
詳細を見てみます。

難しく書いてありますが、「表示領域に入ってから画像を読み込むようにしましょう」という意味。

「画像の遅延読み込み」もしくは「プログレッシブ画像」を使用して対応します。
以下の記事でそれぞれの使い方を詳しくご紹介しています。

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まとめ

この3項目を対応して、もう一度計測してみてください。
「次世代フォーマットでの画像の配信」も含め、解消しているのではないでしょうか。

ページスピードが遅いとユーザーも離脱しやすくなってしまうので、できる限り点数は上げておきたいですね。