目指せWEBデザイナー!未経験者が内定をもらうためにするべきこと WEBデザイン

目指せWEBデザイナー!未経験者が内定をもらうためにするべきこと

最近、WEBデザイナーを目指している方が増えています。
WEBデザイナーを題材にしたドラマが流行った影響もあるのかもしれません。

応募してくる方は、新卒だったり、別の業種でキャリアを積んだ方など年齢層は幅広く、WEBデザイナーとして働く私にとってはとても嬉しいですね。

いざWEBデザイナーになりたいと思っても、

  • まず何から勉強したらいいの?
  • そもそも何を勉強すればいいの?
  • 『未経験者歓迎!』とはいってもある程度スキルは求められるんでしょ?

などなど、色んな疑問があると思います。
採用側として面接経験のある私が、これまでに内定を出した方の共通点を書いていきます。

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最低限のスキルを身に付けよう

未経験者が、面接を受ける時点で求められるスキルは?
  • デザインスキル
  • HTML/CSS
  • Javascript(jQuery)
  • Photoshop/Illustrator

まず前提として、 企業側は未経験者にスキルレベルは求めていません。
WEBデザイナーには上記のスキルが求められますが、未経験者にはそれぞれ初級レベル程度のスキルがあれば問題ありません。
入社後にスキルを高めてもらいたいと思って未経験者を募集しているためです。

では最低限のスキルとはなんでしょう。
分野ごとに説明します。

「デザインスキル」の初級レベル

ホームページやチラシ、ポスター、イラストなどのデザイン経験。

「何も作ったことはないけど、デザインできます!」と言われても判断に困ってしまうので、何かひとつでもデザインした経験が示せれば良いと思います。

実績がない状態から抜け出せれば、初級レベルと言えます。

「HTML/CSS」の初級レベル

  • marginとpaddingの違いはわかりますか?
  • floatってわかりますか?
  • インライン要素、ブロック要素ってわかりますか?

私が面接でよくする質問です。
基礎中の基礎ですが、これらが答えられれば最低限の知識はあると判断しています。

「Javascript(jQuery)」の初級レベル

これは少し難しいかもしれません。
企業によっては別にプログラマーがいて、デザイナーは触れない分野である可能性もあります。
「デザインスキル」「HTML/CSS」と違って、こちらは「できたら尚良い」項目です。

  • スライドショーの実装
  • ドロワーメニューの実装

あたりができていれば問題ありません。

「Photoshop/Illustrator」の初級レベル

これが使えないとそもそもデザインができません。
WEBデザインはPhotoshopを使用することが多いですが、最近はIllustratorも使用頻度が高いので、どちらも使えると良いです。

  • レイヤー概念の理解
  • 写真の切り抜き
  • クリッピングマスク

細かく挙げればキリがないほどありますが、レイヤーの概念は最低限理解しておきたいところです。

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あざとさが大事

あざとさが大事

A. 未経験なので、実績はありません。

B. 自信はないけど、デザインを作ってみました。

どっちの方が好印象を与えられそうですか?
私はBの方に会ったら、すごく惹かれます。
デザインの良し悪しに関わらず、向上心があって今後が期待できますね。

 

A. スキルを付けたいのですが、研修はしてもらえますか?

B. スキルを付けたいので、私が作ったデザインにご意見いただけますか?

Aの方は、悪く言えば「自分から勉強はしないけど教えてください」と捉えられてしまうかもしれません。

Bの方の「まず自分でやってみて、それに対してフィードバックをもらう」というやり方は、すごく意欲的で好印象が持てますし、絶対に成長スピードはAの方と比べると早いはずです。

このような、良い意味での「あざとさ」は、相手にとっても自分にとってもプラスになります。

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下手でも良いから、何かしら作ってみよう

「デザイナーの就職にはポートフォリオが必須」とよく言われますが、未経験者も例外ではありません。
下手でも良いので、何かしらのアピールできる実績(ポートフォリオ)を作りましょう。

それに、上述した2つを同時にアピールすることができるので、そういった意図も兼ねられます。

何か作ってと言われても悩んでしまうと思うので、私の経験を元に印象に残った例を挙げてみます。

例1. 架空のサイトやチラシを作る

会社やカフェ・サービスなど、架空のものをイメージしてサイトやチラシを作りましょう。

王道ですが、みんながやるだけあって、やはりアピール効果も高いです。
「物事を想像する」というデザイナーの本質部分も必要になるので、様々な面でアピールすることができます。

例2. サイトをトレースする

世の中に存在している、良いと思ったサイトをトレースしましょう。
デザインのアピールには向きませんが、コーディングスキルのアピールができます。

採用側は、ソースコードまでチェックするので、意味を分かっていないでコピーすると絶対にバレます。
かえってマイナスの評価になってしまうので、わからない部分はそのままにして、できる部分だけ構築するようにしましょう。

「この部分は勉強不足でまだわかりませんでした。」と背伸びせずにいれば、人柄部分でもプラスになります。
それに、途中まである程度できていれば十分なアピールになります。

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まとめ

未経験の頃は、とにかくやる気が大事です。
高度なスキルはあとから身に付ければ良いので、最低限のスキルを身に付けて、アピール材料を作ったらどんどん求人に応募しましょう!
独学で学ぶより現場で覚えた方が効率は段違いです!

これからWEBデザイナーを目指す方の参考になればうれしいです。